14時〜、「たわまが」が開催されました。
今回の戯曲は、
坂手洋二作『ワールド・トレード・センター』
です。
さて、たわまが開催もはや15回目ぐらいだそうです。前回の活動報告(『毛皮のマリー』)からかなり間が開きましたが、その間にも着々と開催されていました。私個人は久しぶりの参加で、結構張り切って望みました。参加者は6名。冒頭には主宰関口より年頭の挨拶、今年の方針などのお話しがあり、新年らしいスタートを切った「たわまが」です。コンスタントな活動と団体運営の効率化を通して、身近なところから知名度を広げていき、飛躍につなげていきたい、という感じだったかと。
さて、今回読むのは、現代の日本の戯曲界きっての社会派、坂手洋二の作品で、彼の劇団「燐光群」の25周年記念公演として2007年に上演されたかなり最近の戯曲です。センセーショナルなタイトルがまず目を引きます。2001年の「同時多発テロ」、もちろん参加者全員がリアルタイムで事件を知っていて、記憶も鮮やかです。上演時も見た人の多くが私達と同じような感覚だったと想像できますが、そのような人々にこの作品は何を訴えかけているのでしょうか。
個人的にこの事件で思い出すのは、ウィンドウズの絵文字のフォントでキーボードの「911」を入力すると、2本のビルに飛行機が飛んでいく絵になるという。。。初めてやったときはなんかゾッとしましたね。
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