2009年11月13日金曜日

『蚊取りの煙』〜その1、絶句〜

たわまがメンバーの関口文子の短編戯曲『蚊取りの煙』が『せりふの時代 秋号』に掲載されています。
同じくメンバーの私が感想を書いてみたいと思います。

まず、大変残念なことに、この作品の絶望的な欠点をひとつあげなくてはいけません。
身内だからって容赦しませんよ。
その欠点とは、、、



選者(の講評)が絶望的にダメすぎるLOL



これは、、、ひどい、、、といわざるを得ない。
ちょっと紹介せざるを得ない。

「この作品の問題点から探って(中略)この二点に大いにガッカリした」

なぜ選んだ?

「それは、この二つの問題点を反転させたら、実に素晴らしい作品になると判断したから」

ん?なぜ選んだ?

「二人は夫婦でな(中略)い方が素敵な気がします。(中略)病名は必要ない(中略)方が良いかも知れません。つまり〈(中略)〉というプロットはどうでしょう。」

な、なぜ選んだ!?

「ここでの〈仕掛け〉は『良く判らない』ってことです。」

良く判ってらっしゃる、この講評が「良く判らない」ってことは良く判ります。

「そうすることによって、(以下略)」







な、な、なぜ選んだっっっ!!



この文章はこの作品を貶めています。まさに「最悪」です。
佃典彦って人ですけど、なんていうか、、、
日本の戯曲界は大丈夫か、、、っていうか、、、ダメです、、、

精一杯気を取り直して、本題は次を読んでね。

1 件のコメント:

  1. 選評が何を言いたいか共感できる。
    読み直してみて僕も近い感想を持った。
    でも、作家の意見であって評論家の書き方じゃない。
    育てようとかそういう視点じゃなくて本当に感想だなぁと思った。

    返信削除