2010年2月7日日曜日

1月23日(土)『メーデイア』

14時〜、たわまがが開催されました。
今回の戯曲は、

エウリピデース作『メーデイア』

です。

 今回から、たわまがは演劇の歴史をたどる旅に出るようです。初回は西洋演劇のスタート地点、ギリシャ悲劇と向き合います。ギリシャの三大悲劇詩人の一人とされるエウリピデースによる『メーデイア』は、今から約2500年前のギリシャ、アテネの演劇祭で上演された作品です。大学でギリシャ悲劇を勉強しているメンバーから簡単な構造や物語の背景などの説明があったあと、早速みんなで読み始めます。ギリシャ悲劇にはメインの役者の台詞の間に、コロスと呼ばれる合唱隊の歌と踊りの部分がはさまれていますが、この部分は今回、全員での群読という形で読みます。詳細な演出についてわからない部分が多いギリシャ悲劇のこと、実際の上演でももしかしたら似た演出が用いられていたかも知れません。

 実は「大学でギリシャ悲劇を勉強しているメンバー」とは今書いてる私のことで、たわまがでギリシャ悲劇を読むというのもかなり私のリクエスト的な側面もあったりします。あまり古典作品に触れたことがないメンバーが多い中で、どんな反応が得られるのかを楽しみにして参加していました。

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